森の中の水族館。スタッフブログ

「森の中の水族館。」は、日本有数の淡水魚専門水族館です。

2015年06月

今日で「養殖魚展」、「生き物の生きる技展」を終了し、7月1日から
特別展「あつまれ、タートルズ(カメ展)」を開催します。
このカメ展は1,2階の企画展示スペースを全てカメ展示に使用し、
総数22種類のカメを展示します。そして、カメの体の構造や進化の歴史も、
分かりやすいパネルで展示しますので、より一層カメに興味を持って頂ける
特別展になると思います。
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オオアタマヒメニオイガメ

また、夏休みに入ると、現在展示中、約50㎝の「マメゾウくん」こと
「ケヅメリクガメ」とのふれあい体験も企画していますので、
夏休みは「森の中の水族館。」で決まりですね。
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ケヅメリクガメ

                水族館  伊藤

最近、雨模様が続いていましたが、今日は久しぶりの晴天を迎えている忍野村です。
さて今日は、昨年に引き続き今年も遊亀公園附属動物園から夏期限定で来てくれているケヅメリクガメのマメゾウ君を紹介します。P6240527
マメゾウ君は甲長約50㎝、年齢14歳の男の子です。P6240526
水族館では晴れた日に2階のテラスを散歩したり、さらに夏休みにはマメゾウ君とのふれあいイベントも予定していますので、ぜひ会いに来ていただければと思います。
※夏休み期間に開催予定のふれあいイベントは、雨天時や生き物の状態により貝殻工作体験に変更することがあります。
飼育スタッフ 七井

ザリガニ釣り体験をしていると、昔はどこにでも居たザリガニが、
最近では見かけなくなったと言う声を良く聞きます。
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実際、私が子供のころ、よくザリガニを釣っていた所もいなくなってしまいました。
川などがコンクリートなどで覆われ、私たちが暮らしやすくなる一方、ザリガニや
他の生き物たちが暮らしにくくなっているのかと思います。
皆さんの家の周りはどうですか。
この機会に、ご家族でザリガニをさがして釣りをしてみましょう。

飼育スタッフ 加藤

先日、水族館入口のマンスリー水槽で展示しているモリアオガエルの
卵の塊からオタマジャクシがうまれました。
本来はオタマジャクシが動くことで徐々に泡状の部屋が壊れていっ
下にある水の中に落ちていくのですが、水槽内では小さなスペースしかないため、
取り出して人工的に開封。
もりあお1もりあお2

中には卵から孵った元気なオタマジャクシがたくさんいました。
もりあお3

現在のマンスリー水槽では、モリアオガエルと卵塊に加えて
生まれてきたオタマジャクシも数匹展示中なので、水槽をじっくり見ると
小さなかわいい姿に出会えますよ。

飼育スタッフ 亀井

今日の忍野村は雨が降ったり止んだりで湿度が高く、空気がまとわりつく感じがします。

そんな季節でも元気な生き物がいます。それは「カエル」です。
現在、水族館では「生き物の生きる技展」で「ヒキガエル」、

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※ ヒキガエル

マンスリー水槽で「モリアオガエル」を展示しています。

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※ モリアオガエル

特に「ヒキガエル」は民家の軒先に現れたりする身近な「カエル」です。
最近は河川のコンクリート化や田んぼの減少等により姿を見なくなってきました。
ご年配の方などは「懐かしい」とゆっくり展示をご覧になって頂いています。

あと、「カエル」たちには毒がありますので、もし触ったら必ず手をよく洗って下さいね。

                     水族館  伊藤

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