「オタマジャクシ」というとカエルの子だけを思い浮かべがちですが、
カエルの他にサンショウウオやイモリの仲間を含む両生類の子ども時代の名前なのです。
サンショウウオやイモリは、目の後ろあたりから生えている外鰓(がいさい)と呼ばれる
ひらひらしたものが成長するにつれ徐々になくなってきて、水中だけだった生活範囲も
陸まで伸びるようになります。
先日まで水族館1階企画水槽で展示していたハコネサンショウウオ
実はオタマジャクシだったんです。
ハコネ
今はまだ少数ですが、大人になって陸に上がってきている個体もいます。
外鰓が小さくなってきて上陸を控えている子たちもいるので、今後がとても楽しみです。
ハコネサンショウウオ

飼育スタッフ 亀井