今回は淡水水族館にいる少し変わった魚を紹介します。

現在水族館1階に展示されている「アカメ」という魚ですが、実は海の水と川の水が混ざり合う汽水域から沿岸部分に生息していて、純粋な淡水域には生息していません。
大きさ1m以上にもなる大型の肉食魚で、日本周辺にのみ生息する固有種と言われています。
また「赤眼」という和名の由来にもなっている、少し変わった眼が特徴でもあります。
明るいところでは、普通の魚と変わらない黒目をしていますが、暗い場所で光が反射すると赤く光ります。
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現在は絶滅危惧ⅠB(環境省レッドリスト)に指定され、個体数が激減してきている希少な魚です。

日本を代表する魚の1種として、ご来館された際は是非ご覧ください。
飼育スタッフ羽生